『一時置き場』
片付け本や雑誌の特集などにある『ものの住所を決めましょう』とは逆行した、なんとも誘惑的で怠惰な響きですね。
我が家で『一時置き場』とは、住所の決まっていないものや家からの出入りがあるものを一時的に置いておく場所です。
もしルールが不明確だと、何でもかんでもものが集まる『巣窟』と化す危険を孕んでいます。
人の世に置き換えると、「住所不定の人はここに住んでいいよ〜」「ルールはないよ〜」と言ってるようなものです。
ヤバヤバ。危ない街の出来上がりです。
(↑一時置き場は廊下収納内に)
そんなことにならぬよう、最低限のルールを定めています。
我が家の一時置き場は、廊下収納の子供スペースにあります。
(↑廊下収納②です。)
右側の扉を開けてみると...
何も置いていません。
「何も置いてない一時置き場なんて、ガセだ詐欺だ引っ込め帰らんかい!」なんて言わず聞いてください。
上方に目をやると...
「おお、宙に浮いとるやんけ...!」
ポールに掛けて浮かせています。
(紙袋に入っているのは、オークションへの出品物や人に譲るお下がりなど。オムツのストックも)
私は、何を隠そう『浮いている』のが大好きです。
そう言えば学生時代も浮いてたなぁ、PTAでも浮いてるかも(ヤメロ!)
ポールに掛けて浮かせれば、収納棚などは必要ありませんし、収納内の掃除も楽です。
我が家の場合は『一時置き場』ではなく『一時浮き場』なのです!
この『一時浮き場』には、《ポールに掛かるだけしか収納しない》というルールを定めています。
ポールに掛かりきらなくなったら、中身を見直したり、新たに住所を設けたりと対処します。
そうすることで、『巣窟化』を防ぐことができます。
ちなみに人間関係で浮いていると、お茶やランチに誘われず自分の時間を持てるというメリットがあります。
一方で、重要な情報を自分だけ知らなかったり、気軽に質問をする人がいなくて困ったりというデメリットもあるので、浮きすぎているのも問題です。
収納では浮かせる努力を、実生活では浮きすぎない努力をしていきたいですね。
「うまいこと言わんでええね〜ん!」(きつね風)
ではまた。
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