平屋持て余シンプルライフ

ミニマリスト志望主婦のリノベーション平屋暮らし

祖母から譲り受けたもの〜小物編〜【ミニマリスト志望主婦の持ち物】

昨日は、私が祖母から譲り受けたものの大物編について書きました。



今日は、同様に祖母から譲り受けた小物について、エピソードとともに書いていきたいと思います。人に歴史あり、ものに思い出あり。



まずはこちら。

キッチン収納内の竹かごです。


こちらは、祖母宅の牛舎にありました。救出時は埃が被りすぎて灰色だったことを覚えています。



綺麗に洗ったら息を吹き返しました。この育った飴色が素敵やん。


何やら数字と祖母の姓が書いてあります。数字は買った年でしょうか?昭和40年かな?

今となっては祖母も祖父もいないので、真実はわかりません。もらう時に聞いとけば良かったな〜




次は、こちら。

オーブンレンジの上の木製のお盆です。



(主人に熱々の鍋でやられましたが、それも思い出。)


私が結婚する時に、祖母が山ほどあるお盆の中から好きなものを選ばせてくれました。山ほどある理由を訊ねると、

昔は、田植えや稲刈りの手伝いに来た人たちに食事を振る舞うことが多かったそうです。
加えて、冠婚葬祭も自宅で行うことが多く、炊き出しやお茶出しのための食器やお盆はたくさん必要だったそうです。時代だ...



ちなみに、もらった当初は箱入り未使用状態でした。
裏にはハッキリと「新築記念」と私の知らない方の名前が書いてあります。当時の新築祝いって贈り主の主張強めだったのね。



そもそも、新築って祖母宅の新築の時?おそらく50年以上前でしょうか。なかなかのデッドストックです。


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(↑似てます。)


まさかの屋久杉疑惑。ばあちゃん、いいものをありがとう。



最後は、こちら。




木製の裁縫箱です。


裁縫下手の裁縫好きの私にとって、趣味を超越した無くてはならない存在です。





生前の祖母に裁縫箱を譲って欲しい旨伝えたら、
「まだ使ってるから、ばあちゃんが死んだらあげる」と言われました。

「え〜そんなこと言わないで〜今ちょうだいよ〜死なないで〜」なんてブリブリの甘ったれた孫やってましたが。孫である自分が懐かしい...





それから数年後に祖母が亡くなり、形見分けの時に叔母や親戚にそのことを伝えました。
その時の叔母達の顔を忘れません。

「へ?これが欲しいの?どうぞどうぞ。ほんとにこれが欲しいの?」とクエスチョンマークがみんなで盆踊りしていましたね...。





拝啓、天国のばあちゃんへ。この裁縫箱に価値を見出しているのは、私とばあちゃんだけみたいです。草々。



他に食器なども細々ありますが...





祖母から譲り受けたものは、他の人にとって価値がなくても、私にとっては宝物です。


裁縫箱以外のものは、使われずに仕舞われていたり埃をかぶっていたりしていたものです。

ばあちゃんが大事に仕舞っておいてくれたおかげで、私が譲り受けることができました。


しかし、私の思想は祖母とは違い、ものは使ってこそ意味があると思っています。


仕舞い込まず、日常でガンガンに使いたいと思ってるかんね!草々!



ではまた。





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