数年前、大きな断捨離を完了した後、片付けが楽しくて仕方がない時期がありました。
四六時中片付けのことばかり考えていました。
テレビでやっているゴミ屋敷のビフォーアフター企画など大好きで、やはり他人の家でも片付くと気持ちが良いものだと感じました。
その頃からか、子供達に手がかからなくなったら、片付けを仕事にしてみたいと思う様になりました。
資格を持って片付けのプロとして活躍されている方のブログなどを読んで、憧れたりもしました。
そんな時、私の実家(巣窟)に帰省した際、母が【私の家が片付いていて羨ましい】というようなことを言ってきました。
「それなら一緒に片付けようか」と、母と一緒に実家の片付けを始めました。
しかしそれを良く思わない家族もいて、結果家族がギスギスしました。捨てようとゴミ袋に入れた物を拾っていく家族もいました。
そんなこんなで、母も私も心が折れ、片付けは中途半端な状態で終わりました。
仕事としてする他人宅の片付けと実家の片付けは違うと思いますが、やはり自分以外の家を片付けることの難しさを実感した体験でした。
一方で、片付けを仕事にしている方々を尊敬します。
当然自分とは価値観が違う利用者や利用者家族の心に寄り添いながらする片付け...
ものすごい根気と思いやりが必要なのではないかと想像します。
短気でせっかちな私が利用者に対して、
「全部捨てちまえよ、この野郎!」
と暴言を吐く前に気づいて良かったと思います。
(絶望的に向いてない)
キャパ以上のことはできないお猪口な私には、他人宅の片付けなんて出来ません。我が家の片付けで手一杯。
利己主義的に聞こえるかもしれませんが、自宅は世界の一部、自宅の片付けは世界の片付けです。
要するに、世界平和ってこと。(飛躍)
功利主義ってこと。(そう?)
ちょっと何言ってるかわからない方もいると思いますので、私の気持ちを代弁したかのような歌詞の一節でお別れです。
ぼくは 小さな 男だ
じぶん 以外 救えない
以外 救えないのさちゃんと ちゃんと この 命
生きるなら 生きるなら
ほんの ほんの 少しだけ
世界もさ 救えるかな?
清竜人 『イザベラ』より
ね?
ではまた。
インスタグラムもやっています。
人気ブログランキング