私は揚げ物をしません。
天ぷら鍋もオイルポットもサラダ油も持っていません。
少量のゴマ油やオリーブ油で揚げ焼きっぽいものはしますが、いわゆる唐揚げや豚カツは作ったことがありません。
(オーブンで焼き目ムラムラのスコップコロッケ。これ最初に考えた人天才かつ多分揚げ物嫌い)
私の母は、唐揚げをよく作ってくれました。
母が、飛んでくる油にアチアチ言いながら唐揚げを揚げるのを見て、子供心に「なんて危ない料理なんだ」と思いました。
加えて、母から「油に引火したら火事になる」なんて教わり...
揚げ物コワイ、揚げ物コワイ、唐揚げウマイ、揚げ物コワイ...という半ばトラウマに似た恐怖心が芽生えました。
そうだ、《揚げ物☆コンプ》と名付けよう☆
(母は気を付けて欲しい気持ちで言ったのでしょうが、ビビリの私に恐怖心を植え付けるには十分でした。)
そもそも料理は苦手なので、揚げ物☆コンプが無くても、母のように上手くはできなかっただろうと思います。
(ある日の晩御飯、チキン南蛮風の何か。)
そんな、揚げ物☆コンプを拗らせ大人になった私が至った思想はこちら。
《揚げ物が食べたいなら、外で買ってくればいいじゃない》
週に一度のスーパーへの買い出し時に、その日の晩御飯のお惣菜を買うことを自分に許しています。
(今日はチキンカツの気分!)
たまには家族も揚げ物が食べたいでしょうし。
(私も食べたいですし。)
実際に、揚げ物が食卓に上ると家族が明らかに喜びますし。
(私も喜びますし。)
できないことは無理してせず、できない自分を肯定しましょう。
その上で、自分も含めた家族の幸福の最大化をはかりましょう。
最後に、やっすい啓蒙本みたいなこと言ったところで...
ではまた。
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